デザインや建築を中心にデザインニコ松田が考えている事
ウェブサイト リニューアル
2010年の1月にこのjugem内でブログを立ち上げたのですが、ポートフォリオ機能の充実と、Works/Blogサイトを個別に管理するために新しいサイトへ移設致します。

お手数ですが、ブックマークやリンクを登録して頂いている方は、下記アドレスへ登録変更をお願いします。

New   http://design-nico.com/ 

(blog)  http://design-nico.com/maTsuda/

ブロクに関しては、cafe-ma.com以降にjugemで投稿した記事は新しいアドレスでも見る事ができます。誤字脱字ばかりの文面ではありますが、出来る限り内容のある適度な更新を心がけていきたいと思いますので、どうぞこれからも宜しくお願いします。

こちらのサイトへの書き込みは今後休止致します。ありがとうございました。

なお、

メールアドレスについては変更ございません。

デザインニコ マツダ
○と×の理由




打合せの時に、クライアントが掲げる要望の中には、「こうしてほしい」と「こうしてほしくない」が共存していると思います。

その○と×について一方だけを考察するのではなく、両方について何故なのか?きちんと理由を見つけることで、○でも×でもなく、自由な解釈が隠れていることがあると思います。

こうしてほしいという要望は、これはさけてほしいという意味になり、それは機能や動線的な理由、印象や感覚だけなど様々ではありますが、○と×についてこちら側がきちんと把握していないまま進めると、無意識にこのルールの呪縛にはまり、行き先を見失ってしまいます。

今回はそんな無意識下のルールにどっぷり入ってしまい、打合せの4時間前までスケッチをネチネチ重ねてしまいました。打合せ5分前に模型と図面をギリギリ完成させて打合せができたことで、お客様も今回の変更理由について十分に納得され、ダメな理由はダメではなく、良いに変わることを感じてもらえたように思います。

やはりギリギリまで粘ることはとても大切である、、、が、少々お疲れですwww。
リミットか・・・
ここ最近、色々なところに顔を出し、良い刺激をうけています。昨年末に今年は自身の考えや、建築を言葉にすることを意識的にしていくことをある場で話していたのですが、それがより具体的になってきました。

自分の仕事へは常に気持ちにゆとりをもって取り組んでいきたいのが理想ですが、なかなか追い込まれてきました。じゃっかん容量をオーバーしてきたかもしれません。

近々、インターンとアルバイトの募集をしたいと思います。詳細はおってここで告知したいと思います。慌ただしい状況ですが、ひとまず近々の出来事など簡単にご紹介。



吉塚のアトリエは、隔週でクライントと打合せを重ねています。予定工程よりこちらの作業スピードが遅く、ご迷惑おかけしてます。オリジナルで製作する金物や別途発注等の整理、まだ新しい商材へのイメージが膨らんだりして脱線してばかりという流れもあって、作業が普段より慎重(遅く?)なってますが、もうひと踏ん張りです。いよいよ実施完了目前です。



南阿蘇で敷地を探されていた新規のお客様。パリに渡仏する寸前に滑り込みで最良の土地に出会うことができ、敷地を決定することができました。しばらくは、メールなどインターネット上でお互いの考えをスケッチや言葉といったイメージのキャッチボールを繰り返しながら、プロジェクトが始まります。環境のポテンシャルが高い分、より自身の考え方には高いハードルをもうけて取り組みたいと思います。




五十嵐淳さんの講演にお邪魔しました。同世代の建築家として活躍されている五十嵐さん。建築に取り組む姿勢やその思考の過程など、リアルな五十嵐さんの言葉を聞く事ができました。そして色々な事が見えた気がします。彼の一貫している自身の作品への向き合い方など、たくさんの刺激を頂いた時間でした。
ARCH(K)INDY実行委員会の井上さん清原さんありがとうございました。



日曜日のお休みに、春の寸時舎の宴でも同席した、杉さんのリバーワイドに家族でお邪魔しました。休日の昼下がりに今迄知らなかった隠れ部屋など覗かせて頂き、杉ワールドを体験(笑)。会えば会う程謎が深まる杉さんの知識の奥深さや、謎の収集物・・・。
謎ですが、とてもとても個性的な杉さんが作る生ハムやウィンナー、カシス豚や美味しいベーコンなど、食べるたびにまったく違う肉質(美味)であることを感じます。



最後にとても好きな建築家の写真集が届きました。またこれ以外にもいくつかの写真集や読み物などを購入したので、後日改めご紹介します。

と、脈絡あまりない流れですが、ここ最近のまとめということで。
ブログとツイッター
少し今回は長文ですので、お暇な方どうぞ。

これまでブログを通じて自分の仕事や、日々の出来事、そして個人的に紹介したい空間やプロダクト、
そして本などを気ままに更新してきました。

特に最近は写真を一緒に掲載することにしているので、日頃から写真をとることや、日常の風景に
意識を高くもつことを習慣づけるようにしています。

元々あまり口がたつほうではないので、考えていることを少しでも多く言葉に置き換える作業を自分に課すことで、
言葉にする訓練にもなり、いま考えていることを再認識する良い機会になるのでブログを続けています。

ブログを適度に更新するぐらいが丁度いい私は、twitterにはあまり興味がないところにいたのですが、
徐々に自分の近いところをかすめていく話題が多くなり、外部からしばらくのぞいていたところ、
たまたまDESIGNING2010のタイミングで、聞きたい講演やイベント情報がtwitter上でどんどん
更新されていく様に興味をもち、とりあえず始めてみた二ヶ月前(2010.04.12かな)

二ヶ月間の僕のツイートはおそらく半数がプライベートなくだらない内容で、半分は事後報告や業務連絡的な内容。
生産的な言葉や思考を巡らせるといった内容などは何もつぶやいてないですね。

なんとなく、仕事もプライベートも境界なく、気に入った情報や、業務連絡の羅列になんの意味があるのかなっと、
振り返るとそう思ってしまいます。勿論自分が高い意識で、何か生産的なつぶやきができればいいのですが、
そんなアイデアや思考は他のメモに箇条書きすることがいい。誰がためにつぶやくのか?と思う。

反面、このtwitterを始めて得られた大きなメリットがいくつかあります。

一つは、昔から顔見知りではあるデザイン関係の知人の方々を、より深く知る事ができたことです。
友達であれば、その人の内面やデザイン観、また知識や経験をある程度知っていますが、そこまで
深い関係ではなかった人が、自分には持っていない素晴らしい感覚や知識を持っている事をtwitterを通して
知るきっかけがたくさんありました。そして、自然と会うタイミングが生まれ、より親しくなるきっかけを作れたと思います。

もう一つは、自分のアンテナのはり方に変化が持てる事ではないでしょうか。やはり日頃自分がもつ
アンテナは大きさも向けている方角も自分だけのアンテナになるので限界があるのですが、twitter上で
交錯する情報の中には、全く自分がもっていないアンテナを第三者が代用してくれる。
勿論インターネット上を探っていけば辿り着けるわけですが、そこは目的地がないとキーボードを叩かないわけで、
twitterは自然発生的に連鎖してつながり、ふいに自分が持たないアンテナから信号を受信できるような状況があるという事だと思います。


とは、いいながらも、ほどほどでいいと思った二ヶ月でもあります。

自然発生的なアンテナツールとしてとても楽しく、また新しいメディアとして様々な場面で活用されるでしょう。twitter専用のCMも日に日に増えているし。
でも、そこに依存することも、情報に埋もれるような利用のあり方も生産的だとは思えない。

むしろ、日記に活字を書く方が今はいいかもしれないとも思う。
星の家 設計/アトリエキューブ 清原昌洋


日曜日に南区三宅に二ヶ月程前完成したという「星の家」の内覧会にお邪魔しました。古い木造平屋の住宅を、建物向かいにある幼稚園の育児支援施設という目的でリノベーションされたプロジェクトです。設計は同世代のアトリエキューブの清原さん。独立した時期が近いので、ここ最近はよく顔を合わせて建築談義をさせて頂いているのですが、彼は全く進行中の計画などの情報を教えてくれないので、この建物も前情報がなく、新築のプロジェクトかと思いながら地図片手に向かったのですが。目的地にあるのは戦後住宅の原風景的ごく普通の外観の平屋住居。ただ外壁から屋根瓦までをブルーグレーで塗られ、玄関ドアと、ドアノブの形状や、屋根に突き出たトップライトのシルエットがなにか匂わせていました。扉をあけると、光に満ちた不思議な一室の空間に、縁無しの畳の間、簡素なシンクカウンターと、懐かしい型板硝子がおさまった木窓、そして床から壁、天井へとシームレスにつながるしっくいの曲面によって包まれた空間がそこにはありました。


一体何の空間か?狭いようで狭くないし、全く何がどうしたことか?的な感覚のなかで説明を一通りうけて納得。

この建物は育児に行き詰まるお母さんや、育児世代の地域交流の場として、空き家となった平屋住居を再利用しようと考えたもの。元々の建物を不容易に加飾するのではなく、清原さんが感じ取る建物の女性的な雰囲気を際立たせながら、必然的に感じた整理を加わえることで、建物はこの場に生まれて40、50年ぐらいの時間の痕跡を残しながら、新たな居場所をこの地にみつけてもらえたように思いました。

一室の畳の間は狭いようで、大人が10人以上集まっても白いシームレスな空間が光に満ちた不可思議な距離感におかれることで、実に心地良い間合いに感じました。もしかしたら、母の胎内にいるような感覚のようなあかるさや距離感なのかななどと、色々考えたくなる空間と時間でした。清原さんありがとうございました。
ダブルヘッダー


何故か設計やデザインをする人たちは朝方まで残業徹夜とか当たり前、むしろ徹夜して事務所にとまることを美化するような風潮があったりして、それは既に学生の頃からの当たり前の習慣のようなものでした。

昼間は現場や所々打合せとなり、必然的にデスクワークは夜からとなるのが当然ではありますが、密かに抵抗しておりました。
夜八時以降は仕事しないというのは無理でも日付が変わる前に帰宅を習慣付けておりましたが、ここ最近は朝方まで仕事という日が増え、とうとう今週はほぼ午前様。

待ち構えている仕事の量と自分の機動力からすれば明らかに必然な結果ですが、これもタイミングだろうと、今は頑張っております。

今日は午前中に吉塚のアトリエの定例打合せ。実施図も残すは詳細なディテールや、細々した調整段階にはいってきたので、あと一踏ん張り。さすがに一年以上温めて検討してきたので、普段以上に納まりやデザインをおこす作業量が多い。出来上がりはすっきりとシンプルな空間の構成になるので、よりそういった隠れるところの細かい検討が大切になってきます。

そして、午後から先日現調をした大濠のI Residenceの二回目のプレゼン。 オーナーの意識が高いので、必然的にインテリアのクオリティーもあがり、楽しいプロジェクトになりそうです。引渡は来年2月以降でいいというゆっくりしたプロジェクトですが、先行で色々とつめの作業を進めていきます。

さて、今から土地購入すべきかどうか、来週打合せ予定の計画のため、イメージを高原モードに変換です。
福岡市美術館/前川國男
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大濠にある分譲マンションの一室を新しい住居として改修するプロジェクトのため、現地調査を行いました。四月中頃にファーストプレゼンを終え、おおまかな方向性は決まっているのですが、引渡時期の関係などから少しお時間を頂いてました。六月になったということであらためて作業を再開となり、現況を詳細に把握するために各所寸法など整理してきました。

その後、時間にゆとりがあるわけではないのですが、ふと福岡市美術館で一息つきたい気持ちになりふらりと寄り道。贅沢な時間です。こういった気持ちのリセットは必ずどこかで必要だと思いますし、無意識に導かれるきっかけには素直に身を任せることがいいと感じます。

今回立ち寄った市美術館で開催中の催しは、シアトル美術館所蔵「日本・東洋美術名品展-美しきアジアの玉手箱-」となります。1000年、2000年以上も前に作られた品々を手に取るような距離で見れる機会はそれほどないでしょうし、、、とにかくおすすめです。ぜひ見に行かれることをおすすめします。
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松延の家 (1)
松延模型1

年始の一月に土地の決定を行い、2月末にヒアリングを兼ねた上で少しのラフプランによる打合せを行っていた筑前町/松延の家のファーストプレゼンを行いました。


融資の関係などから先に農地転用のための仮プランで打合せをさせて頂いていたので、そのプランをベースに要望の整理/追加を行い、また予算面でも変更があったので、あらためて提案することになりました。

元の仮の案が四角形の平面上に2つの棟をもったボリュームの構成の中に、各居住空間があったのですが、広い部屋の片隅にポツンと体操座りしているかのような敷地と建物の関係になっているような気分になってきてしまい、
よりもっと自由に各居住の場、内と外、建物と環境、それぞれが関わっていけないだろうかと考えたことから、異なる目的の3つのボリュームを、少しずらしながら配置した案を提案しました。

元々箱形のシンプルなボリュームという希望があったのですが、片流れの勾配をもった二つのボリュームが角度をかえて存在することで生まれる、場の奥行きの感じ方や、L字に囲まれる外部環境など、何もないフラットな敷地の中で、囲まれるということの安心感のような居場所を作ろうと考えたのは、筑前の家に近いプロセスになります。

ほぼこの案で決定ということで、了解を頂きました。一部の収納やスペースの細かな調整を進めながら、融資条件である11月中頃の登記完了・・・はかなり難しいのでちょっと調整が必要ですが、とにかく一気に頑張りましょう。
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knot
 

独立して間もない頃に知り合った警固にあるBrownsのオーナーの中川くんが、長浜の横丁にknotという姉妹店をオープンさせました。
自分で空間を描いて、施工も金物什器や設備以外はほぼ自分で作ったというお店は、彼らしいぬくもりのある僕個人的にも好きな空間のお店です。

Brownsはメンズの服が中心ですが、このknotは初めてみる、感じのいいセレクトの小物雑貨や、レディースもあります。メンズのシャツで一目惚れしそうな好きな形と生地のものがあったのですが、Mサイズまでの展開となると私には厳しい・・・。

オープニングのパーティーに家族でお邪魔させて頂いたのですが、とても個性的な面々が集まっていました。
最終的には男率が高かったようですが、それも彼の人柄だろう。

中川くんも確かそうですが、ここ最近50年生まれの人の活躍をたくさん目にします。この長浜横丁に??っと数年前から自身の店を出されているFUJITOもその一人だし、建築やインテリアの世界で最近気になってしまう人は結構な率で50年生まれだったり、ファッション業界もしかり。48年生まれがつまらないわけではないのでしょうが、この2年の違いに何かあるのだろうか?

南阿蘇

南阿蘇敷地1


家にアトリエがあるのか、アトリエに家を作るのか、目的地は自由に曖昧な物語を想像したくなる、一人の女性のためのプロジェクトが始まります。絵を描く事と猫が好きだというこの女性は、現在パリに拠点を構えておられます。近い将来に日本に帰ってきて、いろんな人やモノが出会うような、心地よい光と風に満ちた住処兼アトリエ/ギャラリーを作りたいと考えておられます。
プロトハウスさんを通じて何人かの候補の中から最終的に私を選んで頂き、桑原さんと一緒に南阿蘇の高原めぐりをしてきました。

お客様が一週間ほど南阿蘇に滞在し、現地の状況をヒアリングしながらみつけた候補地を一緒に見て回り、その中で最終的に三人が気に入った場所は他のどの土地より抜きん出た楽しさを想像させる場所でした。
しばらくは日本各地の風景やアートを見てまわりながら、ゆっくり場所の決定をされるという事なので、私の方は来月中頃迄にこの土地でどんな物語が考えられるか、ラフスケッチをまとめることにしました。